【社説】朴槿恵政権、非常な覚悟で執権3期を始めるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.23 09:10
朴槿恵(パク・クネ)大統領があさって執権第3期をスタートさせる。2年前の就任と比較すると荷重は大きく、展望は良くない。北朝鮮・政治・経済・社会部門で難題はさらに積もったが、国政の動力は以前のようではない。「選挙がないゴールデンタイム」という今年もすでに2カ月近く過ぎた。政権は非常な覚悟で第3期の準備をしなければいけない。
何よりも大統領は刷新した人事で出発の動力を得る必要がある。ところが残念ながら人事波紋から抜け出せていない。李完九(イ・ワング)首相の事態を経験した後、国民は斬新な内閣改造を期待した。大統領は期待に応えられなかった。2年前に初代内閣を発足させ、大統領は「長官を苦労して選定したので簡単には交代しない」と述べた。「責任長官制」を明らかにしたのだ。ところが現在、首相・長官18人のうち6人が与党の地方区議員だ。来年の総選挙に出馬するためには、この人たちは年末に退かなければならない。10カ月間の長官だ。