朴大統領の支持率29.7%…就任後最低
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.29 07:56
朴槿恵(パク・クネ)大統領が28日、映画『国際市場』を観覧した。朴大統領は上映前、孫京植(ソン・ギョンシク)CJ会長、ユン・ジェギュン監督、主演俳優のファン・ジョンミンさんらとの懇談会で、「若者に上の世代の犠牲を知らせ、その方々との疎通に大きく役立っていると聞いた」と述べた。映画に登場するドイツ派遣鉱夫・看護師とともに映画を見た朴大統領は、あらかじめハンカチを準備していた。実際、朴大統領は離散家族再会などの多くの場面で涙を拭う姿が見られたという。朴大統領は上映が終わった後もしばらく席を立てなかった。朴大統領はユン監督に「感動的な映画を見た。今後もこのような良い映画を数多く作ってほしい」と話した。
『国際市場』は「チョン・ユンフェ文書」波紋の中で公開された。映画は人気が急上昇したが、逆に朴大統領の支持率は大きく落ちた。リアルメーターが27日に実施した調査では支持率が29.7%と、就任後最低となった。翌日の29日の調査では31.5%とまた反騰したが、30%台を割ったのは就任後初めてだ。