来年の日本教科書の検定時「慰安婦の強制連行なかった」掲載可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 09:18
長期政権体制を構築した安倍晋三首相が、こう着した韓日関係をどのように解決するかにも関心が傾く。
陳昌洙(ジン・チャンス)世宗(セジョン)研究所日本研究センター長は「自信のみなぎった安倍首相が、慰安婦問題で韓国に誠意あるカードを出すことは当分ないだろう」との見方を示した。日本のある外交消息筋も「韓国政府とメディアが誤解しているのは、安倍政権のために韓日関係が行き詰まっていると信じている点」としながら「すでに日本社会全体が『韓国にこれ以上配慮する必要はない』という側に傾いているということを冷静に認識する必要がある」と話した。かつてのような「感性外交」はこれ以上通じなくなったという主張だ。それならば「薫風」は期待できないのだろうか。
韓日修交50年を迎える来年を前に、両国関係を左右する5大ポイントがある。▼改閣人選▼韓日中首脳会談成功の有無▼「竹島〔独島(ドクト)の日本式名称〕の日」行事▼日本の中学校の教科書検定の発表▼安倍談話だ。