【コラム】韓日中「不信の100年」を終わらせるためには(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.14 11:04
100年の不信。ある学者は韓日中関係をこう表現する。1894年の日清戦争から始まり1910年の韓日強制併合まで十数年間の時空間は、21世紀の今でも3カ国を縛っている。
日本と中国は06年10月の安倍晋三首相の中国訪問から08年5月の胡錦濤国家主席の訪日にいたるまで計4回の往来を通して「破氷之旅(氷を砕く旅)」「暖春之旅(暖かい春の旅)」などと大騒ぎしたが、尖閣諸島をめぐる領有権紛争などが浮上すると、いつそんなことがあったのかという雰囲気だ。
韓日関係も韓流ブームが列島を熱くし、大地震の被災者を慰労する温情が玄海灘を渡ったが、日本教科書の独島(ドクト、日本名・竹島)関連記述ですぐに冷めてしまった。韓中関係は02年に高句麗史と東北工程問題で距離が生じ、周期的に感情的な非難がインターネットを熱くしている。