韓日同盟が必要な理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.03 17:44
李明博(イ・ミョンバク)大統領の就任後、韓日両国は友好的な関係が続いている。しかし新しい協定に関する限り、あいまいな状態だ。日本でさまざまな意見を聞いてみた私の結論は、李明博大統領と菅直人首相は公式的な同盟を追求しようと時間を浪費する時ではないということだ。
日本に対する韓国の敵対感は実際、克服されるのは難しい。歴史の影は現在でも暗い影を落としたりする。韓国は日本の地震後、最も早く救助隊を派遣した。しかし日本教科書の独島(ドクト、日本名・竹島)記述問題が浮上し、韓国人の救援熱気が冷めた。
日本政府は独島領有権を主張し続けているが、一般の日本人はそれほど関心がない。多くの人は地図上で独島を探すこともできないだろう。沖縄観光局の職員に「韓国人は自由に独島を出入りできる」という話をすると、驚いていた。「日本の民間人は中国と領有権紛争中の尖閣諸島に入れない」と言いながらだ。韓国とは違い、日本では小さな岩島にこだわる日本人は多くない。