この日の公取委・消費者市民会の発表には、国産車と輸入車の２０００ｃｃ中型セダンの部品を比較した結果もあった。独ＢＭＷ５２０ｄの販売価格は同級の国産車（現代ＬＦソナタ、起亜Ｋ５、シボレーマリブ、ルノーサムスンＳＭ５）平均の２．９倍だが、部品価格は輸入車部品が４．６－７倍であることが分かった。ＢＭＷ５２０ｄのヘッドランプは１３２万５０００ウォンで、国産車の平均１８万８０００ウォンの７倍だった。チョン・ジェユンＢＭＷコリアマネジャーは「該当車両のヘッドランプだけでも国産車に装着されたハロゲンランプとは品質が違うキセノン製品を使うが、一律的に価格を比較するのは公正でない」とし「国産車はガソリン車で、輸入車はディーゼル車で比較したのも公平性を欠く」と反論した。

整備会社の類型別の販売価格を調査した結果、整備会社の類型に関係なくほとんどの似た価格で部品を販売していることが明らかになった。国産車の場合、インターネット紹介会社、公式整備会社、協力整備会社、一般整備会社の部品価格がほとんど同じだった。ただ、輸入車の場合、一部の一般整備会社の部品価格が高いことが分かった。キム・ジェヘ消費者市民会会長は「一部の一般整備会社は公式輸入会社でなく、他の流通経路を通じて部品が供給されるため、価格が公式整備会社より高く形成されている」と説明した。

チョン・ジェユンＢＭＷマネジャーは「ＢＭＷの韓国内の部品価格は米国・中国・日本より安い」とし「後バンパーは韓国（６１万３０００ウォン）、米国（６５万９２６６ウォン）、ドイツ（６２万６２２７ウォン）、日本（８３万１７０６ウォン）など、国内で販売される部品が海外より安いものもある」と話した。一方、自動車整備会社が提示する自動車部品価格をどれほど信頼するか質問した結果、「あまり信頼しない」（４７％）という回答が最も多かった。「全面的に信頼する」という回答は一人もいなかった。


韓国の輸入車部品価格、海外平均の最大２．２倍（１）