「集娼村」取り締まりで「変種」業者増加…「不法収益を没収すべき」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.23 14:24
20日午前2時、東大邱(トンデグ)駅。50代の女性2人が東南アジアの男性に韓国語で話しかけた。「安くできる」。旅館の部屋を確保した後、電話で女性を呼ぶ方法で買春をする客を集める女性が外国人に接近したのだ。しばらくすると記者にも50代の男性が近づいてきて、「絶対に摘発されない」と言いながら買春を勧めた。この男性は「30、40歳代の女性が携帯電話を受けて部屋に行く」とし「マッサージ店と大邱地域の最大売春地域のジャガルマダンに取り締まりが集中しているので、ここはむしろ好況」と話した。
性売買特別法(性売買斡旋等行為の処罰に関する特別法、性売買防止及び被害者保護等に関する法律)が施行されて23日で10年となる。取り締まりの中でも営業を続けてきたソウルのいわゆる「清涼里588」や京畿道坡州市「ヨンジュゴル」は業者と従事者が大きく減った。しかし遊興業者や旅館・ワンルームを利用した売春、あんま部屋・キス部屋・人形体験部屋などの変種業者は増えている。一方を押せば別のところが飛び出す、いわゆる「風船効果」だ。海外に行って売春するケースも増えている。