アップルの特許訴訟、過去5年で212件…サムスン172件で2位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.18 15:10
米国の代表的な情報技術(IT)企業のアップルは過去5年余りの間、「パテント・トロール(特許の怪物)」と呼ばれる特許管理専門会社(NPE)から212件の特許訴訟を起こされていた。パテント・トロールは特許を買い入れた後に生産に直接活用せず、特許訴訟を通じて利益を取る一部の特許管理専門会社を卑下した表現だ。特許調査会社のパテント・フリーダムによれば今年7月基準で世界に830の特許管理専門会社がある。
今年初めドイツの特許管理専門会社であるIPコムは、アップルが緊急通話関連の特許を侵害したとして20億ドル(約2兆ウォン)の補償金を要求する訴訟を起こした。緊急通話はすべてのスマートフォンに入っている必須機能だ。これに対しアップルを含めた米国の13のIT企業らは連邦最高裁に無分別な特許訴訟を規制してほしいと要請した。すでに米行政府は昨年6月、パテント・トロールの無分別な訴訟を制裁できる行政命令と立法勧告事項を発表した。米下院も昨年12月、パテント・トロール規制法案を通過させた。