「プリウス」生産のトヨタ堤工場行ってみると、1500台のロボットが…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.30 11:29
プリウス、世界ハイブリッド自動車市場で最強の車だ。1997年に初めて登場し、今年6月に累積販売台数が300万台を超えた。ラテン語で「先駆者」という意味の名前のように、市場をリードしてきたのだ。
そのプリウスを生産するトヨタの堤工場(愛知県豊田市)は規模から違った。1970年に完工したこの工場は、野球場23面規模(敷地114万平方メートル、建坪61万平方メートル)だ。しかし本物は図体ではなく中身にある。
25日に訪問した堤工場では、車体が完成した後、車のドアをまた取り外す。取り外したドアは座席、ダッシュボードなど内装材を入れる段階が終わるまでベルトの上側にぶら下がって移動する。内装材の組み立てが終われば、車のドアがまた組み立てられる。トヨタの関係者は「ドアがないため作業能率が高く、車体が傷つく可能性も減る」と説明した。