「サムスンやLGは尊敬するが名品ブランドになるのは難しいだろう」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.11 10:19
欧州のほとんどの消費者がプレミアム乗用車としてベンツを思い出すように、高級家電の代名詞としてためらわずにミーレを語る。1889年に設立されたミーレは115年にわたり世界の家電市場で「名品」の座を守っているドイツの家電メーカーだ。毎年9月にドイツのベルリンで開かれる世界最大規模の家電見本市IFAでも“看板ブランド”と考えられている。
今年も20万人を超える企業関係者と観覧客がミーレのブースを細かく見回した。IFAに参加した韓国企業も例外ではない。5日午後にはサムスン電子消費者家電部門の尹富根(ユン・ブグン)社長一行が、6日午前にはLG電子生活家電部門の趙成珍(チョ・ソンジン)社長一行がミーレのブースを訪れた。彼らは洗濯機と乾燥機、コーヒーメーカーに特に関心を見せ、性能と部品などを細かくチェックして行ったという。家電業界の最強者に浮上したサムスンやLG電子にもミーレは依然として最優先のベンチマーク対象だ。