【取材日記】賢くなった日本、追い上げる中国=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.13 10:17
「1975年、ソニーの家庭用VTR“ベータマックス”を知っている人はいるでしょうか。おそらくいないでしょう。失敗した製品ですから。しかし有名なVCR機器ベータカムが誕生する基礎になりました。そうです、ソニーが早めに失敗を経験したのが幸いでした。最近も私たちは厳しい時期を経験しました。顧客に新しい価値を与えることが重要であることを知りました」。
7日(現地時間)、米ラスベガスの家電見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2014」での演説で、ソニーの平井一夫社長はこう話した。平井社長の言葉のようにソニーは今年のCESでサムスン・LGと超高画質(UHD)テレビ新技術競争で一歩後退したようだった。その代わり147インチUHDプロジェクターとクラウド基盤で、どこでもプレイステーション4のゲームをダウンロードできる「プレイステーション・ナウ」を紹介した。新しいUHD用放送装備も数多く出した。
昨年まで日本の家電企業は韓国のライバルをかなり意識していた。