9・1建て替え緩和策の効果…韓国の不動産市場に動き
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.03 11:36
2日、ソウル江南区開浦洞(カンナムグ・ケポドン)の不動産仲介業者。前日に専有面積67平方メートル型のマンションを6億ウォン(約6000万円)で口頭契約していたキム氏(43)は、急に気持ちが変わって朝早く契約金を持って行った。しかし政府の9・1建て替えの緩和対策を見た家主は、住居価格を3000万ウォンも上げておいて最初から現れなかった。開浦洞の不動産会社のチョン・ヨンジュン社長は「建て替えの買収の問い合わせが普段の3倍以上に増えた一方、家主は先を争って売り物をかき集めている」と話した。
9・1対策の波紋は新都市内の未分譲マンションにまで及んだ。一日1・2件の契約が成立するかどうかだったチョンナ地区では1日の一日だけで7世帯分が売れた。ウィレ新都市の140平方メートル以上の大型物件は一日で3~4件ほど売れて2日の一日で15件が契約された。金浦市(キンポシ)の高級マンションもこの日20件余りがオーナーを得た。GS建設のパク・ヒソク分譲所長は「契約はもちろん訪問客も2倍近くに増えたし、これまで迷っていた人々も急いで契約に乗り出している」と話した。建て替え規制を大幅に緩和した9・1不動産対策に市場が沸いている。規制が大幅に緩和された建て替え対象団地は、売買物件がなくなり、言い値で売れている。新都市開発中断のニュースに新しく造成されている首都圏の新都市未分譲アパートにも住宅需要者が殺到している。