【噴水台】熱しやすく冷めやすい韓国人と“カップラーメン”長官
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.02 09:22
ビニールをはがしてカップの内側の目盛りまでお湯を注ぐ。手軽で早くて安い食事として、カップラーメンに勝るものがどこにあるだろうか。ひと箸を口に入れた瞬間。彼を「カップラーメン長官」といったのだったか。国家的災難状況だと急いで駆け付けて食事もろくに取れず、緊急状況で場所もない。その時、体育館で誰かが出した問題のその「ひじかけ椅子」に座り、カップラーメンを食べて国民から袋叩きに合った人。ヘムルタンでもなく、卵入りの鍋ラーメンでもないものを。ラーメンを食べる写真と共に「危機的状況で政府の無能な対処」という記事まであった。無能だと。無能なのはラーメンを食べる行動ではなく、事故当時の粗末な「初動対処」と「救助コントロールタワー」といったものではなかったのか。本質はさておき別のもので興奮した。
兪炳彦(ユ・ビョンオン)1人を捕まえるために検察・警察が数千人ずつ動員して捜索を行い、町内会では届け出の督励を促し、軍の兵力まで動員して作戦を行うと言っていたまさにその瞬間。彼はウメ畑で遺体となって腐りつつあった。簡単に興奮するだけと思っていたが、精一杯立てたという作戦も作戦らしい作戦ではなかったようだ。