【時視各角】システムが私達を救うって?=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 11:21
朴槿恵(パク・クネ)大統領が近く、対国民談話を発表するという。談話には、国家災難安全システム改編や官僚マフィア清算案などが盛り込まれるという。昨日は閣僚会議で長官たちが激しい討論を行い、新しい首相人選や内閣改編が後に続くという噂も聞こえる。そして全てのものがリセット(reset)されるというのに、不思議と安堵感が得られない。なぜだろうか?
セウォル号沈没後、私たちはうんざりするほどシステムについて言ってきた。災難対応システム、救助システム、海洋警察システム、官僚制度…。「国家改造」という単語まで登場した。だが私たちは分かっている。そのシステムを動かすのは結局リーダーであり、人だという事実を。いくら良いシステム、良い制度があるとしても、それをまともに動かせるリーダーがいなければシステムは見かけ倒しに終わってしまうだけだ。