【噴水台】韓国人の“鍋根性”は使い方しだい…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.13 16:04
今年、教保(キョボ)文庫が扱った新刊は4万5000件ほどだが、1件当たり平均140部ずつ売れたという。 なら、今年1年間に売れた本は630万冊という計算が出てくる。 ところが、このうちベストセラー100位までの販売量が210万部を超える。 0.002%の本が全体販売部数の3分の1を占めたということだ。 上位になるほどどこうした傾向が強い。 210万部の4分の3が上位50位までの本だ。 またその4分の3の半分がベスト1、2、3に偏っている。
良い本がたくさん売れるのは当然だが、これは少し偏りが激しいようだ。 いわゆる‘鍋根性’(すぐに盛りあがり、すぐまた冷めてしまうこと)と呼ばれる韓国の極端な部分の断面だ。 本だけではない。 韓国社会の洋銀鍋は映画や私教育、株式市場でもよく見られる。 ラーメンの汁の色までも‘大勢’を従うのは、ある意味であまりにも当然なことだ。 洋銀鍋で作ってこそ本来の味が出るのがラーメンだからだ。