<法王訪韓>慰安婦被害女性が描いた絵、法王にプレゼント
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.18 09:24
フランシスコ法王の訪韓を締めくくる18日の明洞(ミョンドン)大聖堂の「平和と和解のためのミサ」に旧日本軍慰安婦被害者のキム・グンジャさん(89)、カン・イルチュルさん(87)、イ・ヨンスさん(87)らが最前列に座る。法王は被害者女性と自ら会う予定だ。この場で被害者女性らは亡くなった故キム・スンドクさん(1921~2004)の絵『咲くことのなかった花』の写し(横50センチ、縦80センチ)をプレゼントする。
キム・スンドクさんが1995年に描いた同作品は、韓国だけでなく日本や米国、カナダなどに広く紹介されて慰安婦問題をイシュー化した象徴物だ。花のつぼみの前で悲しげな表情で立つ絵の中の少女は16歳の時のキムさん自身だ。