サード、韓半島配備が可視化…軍「米要請なら検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.22 08:52
高高度ミサイル迎撃体系「サード(THAAD)」を韓半島(朝鮮半島)に配備する可能性が高まっている。スカパロッティ韓米連合司令官が6月、「サードの韓国配備を最近本国に要請した」と明らかにしたのに続き、韓国軍も相次いで前向きな発言をしている。
韓民求(ハン・ミング)国防部長官は20日、KBS(韓国放送公社)のある対談番組に出演し、「(サード配備は)北朝鮮の核またはミサイルの抑制、韓半島安保態勢の強化に役立つはず」とし、事実上の賛成意見を明らかにした。今まで出てきた政府関係者や軍首脳部の発言のうち最も積極的な意見表明だ。キム・ミンソク国防部報道官も21日、「米国政府が正式に要請すれば検討してみる」と述べた。米ウォールストリートジャーナルは5月、「米国がすでに韓半島にサードを配備するための敷地調査をしている」と報じた。