韓米連合司令官「韓国にサード配備を検討中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.04 10:51
スカパロッティ韓米連合司令官が3日、「サード(THAAD、高高度迎撃ミサイル)の韓国配備を検討中」と明らかにした。サードは米ミサイル防衛(MD)システムの核心。
韓国国防研究院(KIDA)が主催した国防フォーラムでの講演で、スカパロッティ司令官は「韓国をもう少し成功裏に防御するための方法を考える必要がある」とし「北朝鮮の核とミサイルの脅威が増大する状況で(北朝鮮ミサイル迎撃のために)サードの韓国配備を初期段階で検討中」と述べた。また「サード体系は広範囲なセンサー探知範囲と脅威を早期に認識する能力を備えている」とし「韓国側と公式討議をしていないが、両国間協議を進める考えであり(米国軍当局に)サードの要請を個人的にした」とも話した。