韓国軍で相次ぐ事故…戦闘機、離陸直前にミサイル“落下”であわや大事故
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.01 11:08
セウォル号沈没を機に社会全般にわたって公共の安全への憂慮が広がる中、軍で各種事故が相次いでいる。
先月29日午前には17戦闘飛行団訓練の過程で、ファントム戦闘機に装着された短距離空対空ミサイル(AIM-9)が分離落下する事故が発生した。戦闘機は離陸のため滑走路で速度を出していたところだった。ミサイルは地面にぶつかった衝撃で一部が破損したが爆発することはなかった。幸い人命への被害はなかったが、ミサイルが爆発していれば大事故につながりかねないところだった。
軍関係者は「2001年、F-5戦闘機に装着されたAIM-9ミサイルが誤射されたことはあったが、戦闘機からミサイルが分離落下するのはきわめて異例」としながら「ミサイルが分離落下した原因を調査中」と話した。空軍の関係者は「戦闘機やミサイルの欠陥や整備不良など色々な可能性を念頭に置きながら調査している」と明らかにした。