安大熙首相候補、国税庁監督委員長時代に企業の法人税取消訴訟担当
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.26 11:09
安大熙(アン・デヒ)首相候補は25日午前9時45分ごろ、政府ソウル庁舎昌成洞別館3階に設置された執務室に出勤し、首相室の金熙洛(キム・ヒラク)政務室長、李錫雨(イ・ソクウ)公報室長から聴聞会準備関連の報告を受けた。
首相室聴聞会準備団はまず「前官礼遇」批判に対する防御に力を注いでいる。準備団によると、安候補は昨年7月からソウル竜山で弁護士事務室を運営し、事業所得は約16億ウォン(1億6000万円)だった。準備団側は安候補がこのうち所得税6億ウォン、寄付金4億7000万ウォンを出し、残り約6億ウォンを昨年10月に購入したソウル会賢洞の78坪マンション購入に使ったと明らかにした。
指名2日後の23日、高価(12億5000万ウォン)マンション購入資金の出どころが問題視されると、準備団側は弁護士収入と寄付額を明らかにし、「(前官礼遇という批判を招きかねない)刑事事件と最高裁上告事件はほとんど引き受けなかった」と釈明した。