【社説】また天下り・便法人事…「国家改造」口先だけか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.22 16:43
朴槿恵(パク・クネ)政権が旅客船「セウォル号」沈没事故後に「国家改造」を公言し、大統領が謝罪談話を発表する渦中にも「人事不通」が続き、本当に改革意志があるのかという疑いを招いている。大統領が謝罪した19日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)民政秘書官として勤務したイ・ジュンヒ氏がソウル高等検察庁検事として再任用された。イ氏は現政権発足後、検事職から退いて民政秘書官として勤務していたが、最近交代し、検事職に再任用されたのだ。
朴大統領が大統領選挙当時にした「検事の外部派遣を制限し、政界の外圧を遮断する」という約束は守られなかった。むしろセウォル号事故の渦中に「便法人事」を断行したのだ。