放水に続き戦闘機…中国・ベトナム、一触即発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 08:50
南シナ海の石油ボーリングをめぐる中国とベトナムの対立が、放水から戦闘機の出撃へと続き、一触即発の危機に向かっている。ベトナムでは反中デモが中国人富豪運動に広がっている。
ベトナム日刊紙トゥオイチェなどによれば12日午前7時30分(現地時間)、西沙(パラセル、ベトナム名・ホアンサ)諸島付近で、ベトナムの漁業監視船と中国の海洋警察船舶間に放水射撃戦が1時間ほど繰り広げられた。7日以後、3回目となるこの日の衝突では、ベトナム船舶も中国船舶に初めて放水攻撃を加えて今後、双方の衝突がさらに激しくなると予想される。西沙諸島は中国とベトナム領有権の紛争地域で、中国側が2日、付近の海域で石油ボーリングを開始して双方の衝突が始まった。