中国、インドの領土に相次ぎ侵犯…51年越しの国境紛争また勃発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.02 09:36
南中国海(南シナ海)の海上で日本・フィリピン・ベトナムなどと領海紛争を行っている中国が、インドとの領土紛争を再び触発してアジアの別の不安要因をつくっている。しばらく水面下に沈んでいた両国間の国境問題が再び頭をもたげている模様だ。
中国は7月の1カ月間で5回、両国間の暫定国境線である実効統制線(LAC)を越えてインド領域に進軍した。12~13日にはインド東北部のアルナーチャル・プラデーシュ州で、16~17日には北部カシミール地域で中国人民解放軍が境界線を越えた。西蔵軍区捜索部隊は17日、インド領ラダク西南部地域に入って中国軍監視のために設置しておいたカメラ基地を破壊し装備を奪取していった。23日には北部パラホティ平原のインド側地域に入って1時間ほど留まってから戻ったとインドメディアが報道した。