地方選挙もセウォル号の余波…「与野党どちらも嫌い」の無党派急増(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.08 14:53
◆盧武鉉・文在寅の運命分けた無党派
無党派が増加するということは、選挙戦の流動性がそれだけ大きくなったという意味だ。歴代選挙では選挙終盤の無党派層の行方が状況を分けた場合が多かった。2004年の総選挙時は大統領弾劾事態の余波で無党派層が大挙して「開かれたウリ党」に傾いたために、新生政党だった同党が一気に過半議席を超える院内1党に上がった。一方、2012年の大統領選挙時は野党圏が候補単一化で揺れながら民主党の文在寅(ムン・ジェイン)候補が安哲秀候補の支持基盤だった無党派層をまともに吸収できなかったことが敗北の理由になったとの評価を受けた。