<韓国旅客船沈没>専門家「クレーンの引き揚げ、容易ではないだろう」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.23 10:48
蔚山大のパク・チモ教授(造船海洋工学)は「1万トンを超える総重量や潮流の流速などを考えると、数隻のクレーン船を同時に投入しなければならない」とし「クレーンに力が過度にかかれば、引き揚げに支障が生じることもある」と述べた。
海軍のある関係者は「潮流が最大6ノット(時速約11キロ)の孟骨(メンゴル)水道で、数隻のクレーン船が力の均衡を保つというのは高次元の数学問題ほど難しい」とし「船体の上部は引き揚げ時の荷重に耐えられるほど丈夫な鉄骨がなく、船体を真っ直ぐにして引き揚げるのも容易でない」と話した。引き揚げが難しい場合に備え、他の代案をあらかじめ多角的に検討すべきだという指摘が出る理由だ。