西欧で失敗した子会社型LCC、なぜアジアで設立ブーム?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.10 16:04
アシアナ航空が格安航空会社(LCC)設立を積極的に検討し、韓国航空業界がざわついている。韓進グループ系列のジンエアーのほか、従来の済州航空、イースター航空、ティーウェイ航空などと競争する見込みで、国内LCC市場が“シーズン2”を迎えている。
アシアナ航空は先週、国土交通部を訪問し、設立手続きを問い合わせるなど足早に動いている。何より先月就任した金秀天(キム・スチョン)社長が主導し、弾みがつくと予想される。金社長は昨年末までアシアナが釜山商工会議所と共同で投資したエアプサンの代表を務めていた。アシアナはエアプサンを釜山地域に拠点を置く地域航空会社とする一方、新設するLCCは首都圏を中心に運営し、経営の効率性を高めるという構想だ。