「仁川空港を追い越せ」…羽田空港の国際線規制なくす(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.02 08:55
仁川(インチョン)空港に奪われた“アジアのハブ空港”の座を取り戻すため、日本が立ち上がった。
勝負の手は「羽田空港の国際線機能強化」だ。羽田空港は先月30日から国際線の年間運航回数限度をこれまでの6万回から9万回に50%増やした。延べ面積が1.5倍拡張されたのをはじめ、チェックインカウンターが96カ所から144カ所に、搭乗ゲートと駐機場も10カ所から18カ所に増やした。
これまで日本は「国内線=羽田、国際線=成田」の二元化政策を固守してきた。この公式を破ったのは、成田が東京都心から90分以上かかることに加え、国内線との連係も立ち後れているという判断からだ。外国人観光客から「不便だ」という不満が絶えなかった。地方に住む日本人まで仁川(インチョン)に行き乗り換える事例が続出した。現在仁川空港を利用するトランジット客は771万人。このうち20%ほどが日本人だ。