【取材日記】創業強国イスラエルが羨ましい本当の理由=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.14 10:25
7日ソウル汝矣島(ヨイド)の63ビルディングで韓―イスラエルベンチャー投資フォーラムが開かれた。イスラエルの有名ベンチャーキャピタル(VC)9社が参加したこの行事は、未来創造科学部でなく金融投資協会が主催した。
VCが投資する企業規模とイスラエルという地域を考え合わせるとKOSPI(韓国総合株価指数)との関連性は探し難い。それでも金融投資協会が行事を行ったのは駐韓イスラエル大使館のためだ。昨年6月、金融投資協会は証券会社代表8人とギリシャ・イスラエルを訪問した。当時、現地ミーティングの日程を決める手助けをしたのが両国の大使館だ。訪問後、イスラエル大使館側から「一回きりの行事で終わらせず、結果を出してみよう」と提案があり、二つの機関が額を突き合わせた結果こそが、このフォーラムだった。パク・ジョンス金融投資協会長は「イスラエルが創業強国であることは知っていたが、アジアの小さい国にある大使館まで積極的に動いているのを見て驚いた」と話した。パク会長は「ギリシャ大使館からは何の連絡もなかったが、創業強国と財政危機国という差がそこでくるのではないだろうかと思った」と付け加えた。