【グローバルアイ】世界経済の視点で見るウクライナ情勢=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.11 16:41
日曜日の9日、米国株式市場が「ブル・マーケット(bull market)」5周年を迎えた。「強気の相場」のブル・マーケットは株式市場が値上がりしている時に使われる。2009年3月9日のグローバル金融危機の底から始まった株価はS&P500を基準に177%も上がった。1920年代の大恐慌以降6番目に長いブル・マーケットだ。
興味深いのはブル・マーケット5回目の誕生日の国際外交環境だ。戦略的な要衝地ウクライナ・クリミア半島で、西側とロシアが正面から対峙している。普通、強大国が対立する国際的紛争は、株価にとって悪材料の中の悪材料だ。それでも米国の株価は過去最高値を更新している。少なくともウォールストリートは、ウクライナ情勢が株式市場の基調を変える可能性は低いと見ているということだ。