【社説】生命を担保にすれば国民の信頼は得られない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.10 15:14
ついに韓国医師協会が集団休診を敢行した。医師協は今日一日、扉を閉め、一部の専門医(インターン・レジデント)も参加するという。非常に残念なことであり、あってはならないことが起きた。医師が患者の生命を担保に利益を得ようというのはありえないことだ。百歩譲って名分が正しいとしても、その方法が集団休診になってはならない。今回の休診はどう見ても集団利己主義としか見られない。
医師は白衣を脱ぐ前に患者団体連帯会議の要請文に傾聴する必要がある。この団体は7日の記者会見で、「政策に不満があれば政府を相手にするべきであり、患者の生命を担保に政府に圧力を加えるのは理解できない」とし「闘病する患者を担保に政府を脅迫する医師集団の行動は、いくら名分が妥当だとしても誰からも支持を受けられないはずだ」と述べた。