鉄道スト後初の乗客死亡事故、3日だけ教育受けた学生が車掌=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.17 09:10
鉄道労組のストライキにより代替人材が投入された電車で乗客が死亡する事故が15日に発生した。9日にストが始まって1週間ぶりだ。事故列車の車掌を務めた乗務員は3日間の教育だけ受けて投入された韓国交通大学の在学生であることが確認され、コレール(韓国鉄道公社)の代替人材運用方式が議論になっている。
警察が16日に明らかにしたところによると、15日午後9時2分ごろ、ソウル地下鉄4号線政府果川庁舎駅で乗客の84歳の女性が降車中にドアを閉められ体が挟まった。女性はこの状態で1メートルほど引きずられた後、スクリーンドアの柱に頭をぶつけた。その後すぐに病院に搬送されたが死亡した。現場を目撃した安全信号手は警察の調査に「女性の体が半分ほど出た状態でドアに挟まり、すぐに手信号を送ったが列車が出発した」と述べた。