【コラム】オバマ大統領が韓国を抜いてアジアを歴訪するだろうか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.22 10:45
4月に予定されたオバマ米大統領のアジア歴訪日程はまだ公表されていないが、ワシントンの専門家はオバマ大統領が日本は確実に訪問するとみている。台風30号で大きな被害を受けたフィリピンも訪問する可能性がある。インドネシアやマレーシアも歴訪国に含まれるかもしれないという観測だ。目を引くのはここに韓国と中国が抜けている点だ。しかし中国の場合、今年秋にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が予定されているため、オバマ大統領の訪問は既成事実と変わらない。
なら、韓国はどうか。4月のアジア歴訪でオバマ大統領が韓国を訪問しなければ、朴槿恵(パク・クネ)大統領を深く落胆させるだろう。アジア太平洋地域の他の両友好国は訪問しながら一国だけを除くのは、実際には想像しがたいことだ。韓日関係が悪化し、北朝鮮がいつ挑発をするかも分からない現在のような状況であるだけに、なおさらだ。米国の有名な映画監督ウディ・アレン氏はこう述べている。「人生の80%はただ(その場に)現れることだ」。オバマ大統領は韓国に姿を現す必要がある。米共和党のマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)はこの論理をよく理解しているようだ。米上院の浮上するスター政治家であり、強大な外交委員会所属のルビオ議員は今週、初めてアジアを訪問する。ルビオ議員が訪問する3カ所は日本、フィリピン、そして韓国だ。アジアでの米国の核心同盟3カ国を訪問するということだ。