【時論】韓国がTPPに加入したら(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.03 10:53
米国・日本と太平洋沿岸の10カ国が25兆ドル規模の統合市場を形成して、新しいグローバル交易システムを確立する環太平洋経済連携協定(TPP)の締結が目前に迫っている。傍観者だった韓国は、加入交渉に関心を表明した。だが韓国が加入するには、米国を含む現在のTPP加入国らと相互合意をしなければならない。難しいことかもしれないが、韓国がTPP加入で得られる経済的機会と戦略的利益を考慮すれば、その価値は十分にある。
韓国はTPPへの参加によって全般的に利益を見るのは明らかだと思われる。対外経済政策研究院によれば、TPPに加入すれば国内総生産(GDP)が2025年まで450億ドル以上増加し、加入しなければ30億ドル減少すると推計された。