【コラム】TPP加入で韓国が得られるもの(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.23 11:09
今月初めにインドネシアのバリで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で朴槿恵(パク・クネ)大統領は環太平洋経済連携協定(TPP)に対し肯定的な発言をした。現在最も意欲的な多国間自由貿易協定であるTPPは、オーストラリア、ブルネイ、チリ、カナダ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米国、ベトナムが参加している。韓国は正式に加入はしていないが肯定的なシグナルを送っている。
朴大統領は韓国側の関心に関する公式発表は自制した。この協定の主役であるオバマ米大統領が米国の政治的膠着状態のため会議に参加しなかったためだ。だが、韓国は2013年末に創設加盟国のひとつとして加入するか、2014年の協定完成段階(創設直後段階)で初の新規加盟国として加入するものとみられる。