安倍首相の挑発…韓日関係、崖っぷちに立つ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.27 08:31
韓日関係が破局に向かって突き進んでいる。日本の安倍晋三首相は政権発足から1年を迎えた26日午前、靖国神社を電撃参拝した。日本の現職首相による靖国神社参拝は2006年8月、当時の小泉純一郎首相以来7年4カ月ぶりだ。
靖国神社は太平洋戦争のA級戦犯の位牌が合祀された所だ。首相の神社参拝は、日本の平和憲法に正面から逆らう意志が込められているというのが外交専門家たちの評価だ。平和憲法は、侵略戦争を反省して戦争を再び起こさないという内容を含んでいる。また、戦争被害国である周辺国を度外視した「眼下無人」格な挑発ともしている。そうでなくても難しい韓日関係が急速に硬直するのはもちろん、中国の反発も侮れず、北東アジア情勢も荒波に飲み込まれる展望だ。政府報道官格の劉震竜(ユ・ジンリョン)文化体育観光部長官は声明を通じて「安倍首相の神社参拝について韓国政府は慨嘆と怒りを禁じえない」と非難した。中国外交部も「歴史の正義と人類の良識に公然と挑戦する行為であり、強力な憤怒を表わす」と糾弾した。