<安倍首相靖国参拝>韓国の政府報道官、異例の声明「怒り禁じえない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.27 08:56
韓国政府が26日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で国家安保政策調整会議を開き、日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝への対応案を議論した。当初は「張成沢(チャン・ソンテク)処刑」後の韓国軍の安保点検のための会議だったが、午前10時半ごろ、日本が駐日韓国大使館に参拝の事実を通知したことから議論の焦点が神社参拝の対応案に変わった。金章洙(キム・ジャンス)青瓦台国家安保室長の主宰で関連部署長・次官が参加した中、午前11時から1時間開かれたこの日の会議では、政府報道官の名義で糾弾声明を発表する方針を決めて今後の韓日外交の方向性などについての議論を進めた。
国家安保政策調整会議後、政府報道官の劉震竜(ユ・ジンリョン)文化体育観光部長官は「慨嘆と怒りを禁じることはできない」という非難声明を出した。劉長官は「安倍首相がこれまでの隣国や国際社会の憂慮と警告にもかかわらず、日本の過去の植民地支配と侵略戦争を美化し、戦犯を合祀している靖国を参拝した」と批判した。日本の首相の靖国参拝に対して外交部レベルの声明ではない政府報道官の声明が発表されたのは異例だ。