韓国、北の突発事態に備えNSCを常設化…金正日2周忌控え“クーデター説”も(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.17 08:34
朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日、「最近北朝鮮で展開している一連の事態を見ると、北朝鮮情勢がどんな方向に進むのか不透明で、無謀な挑発のような突発事故への備えを排除できない状況」と話した。朴大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)で首席秘書官会議を主宰した席で、張成沢(チャン・ソンテク)処刑事件に関連し、「現状況の深刻さと予測不可能性を勘案すると、汎国家的レベルで民・官・軍が共に常時的に備えなければならない」としてこのように明らかにした。
特に朴大統領はこの日の午後、青瓦台で外交安保長官会議を主宰して韓半島(朝鮮半島)の安保状況や周辺国の状況変化に対応するために国家安全保障会議(NSC)を常設化するよう指示した。これに伴い、金大中(キム・デジュン)政権時に作られて2008年の李明博(イ・ミョンバク)政権スタートと共に廃止されたNSC事務局が5年ぶりに復活することになった。