<張成沢処刑以後>叔父処刑後に笑顔で現れた金正恩(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.16 09:06
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が14日、明るい笑顔で馬息嶺(マシクリョン)スキー場に姿を現した。叔父の張成沢(チャン・ソンテク)を処刑(12日)してから2日後だ。金正恩は「思う存分、滑走しながら笑って楽しむ人民と青少年・学生たちのことを考えれば、心が満たされる」とし、喜びを表したと、労働新聞が15日付で報じた。
馬息嶺スキー場の工事は当初、数年かかる予定だったが、1年足らずの今月中に完工する計画だ。北朝鮮はこれを「馬息嶺速度」と呼びながら住民を督励してきた。張成沢処刑にもかかわらず、権力の掌握に異常がないことを誇示しようというのが、馬息嶺スキー場での笑みに込められたコードだと解釈されている。「建設中心」政策と「馬息嶺速度」は今後も続けるという意味でもある。