【グローバルアイ】政治改革、国民が動き出すべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.10 17:44
中国で韓国の政治を見ていると、本当に国が心配だ。北京で良識ある韓国人に会えば、みんな同じことを話す。「なぜ私の血税で政治家に月給を与えなければいけないのか…」と。数日前、ある企業家は「一毛不抜」と憤りを表した。政治家のために毛一本を抜くのも惜しいということだ。この半月間の韓国政治を見て述べた言葉だ。
11月23日、中国国防省が離於島(イオド)と尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含めた防空識別圏を宣言した。誰が見ても離於島紛争予告だ。その日、国会は終日、パク・チャンシン神父の延坪島(ヨンピョンド)砲撃擁護発言をめぐり争った。セヌリ党は「妄言」と述べ、民主党は「傾聴すべきだ」と対抗した。パク神父の発言を扱うのが間違っているということではない。政争はしても、旧韓末の状況の序曲となりうる中国の措置に対する関心を向け、国家安全モードに変わるべきではないのだろうか。千歩、万歩譲って、こういうことが初めてで知らなかったとしよう。