中国の第4世代戦闘機、8年間で4倍増…「韜光養晦」で力を蓄えて防空識別圏宣言(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.03 17:25
2015年上半期、中国人民解放軍の報道官が緊急声明を発表する。「関連当事国の自制を求める。東中国海(東シナ海)の武力の再配備が必要だ」。当時、東中国海には中国の戦闘機・艦隊が集結し、これに対抗して日米合同戦力も進撃中だった。日本航空自衛隊の那覇基地から発進して哨戒中だったF-15J戦闘機が空中給油の後、尖閣諸島(中国名・釣魚島)一帯を哨戒した。動員された戦闘機60機の一日の出撃回数が戦争直前状態の約100回に達した。米軍の戦闘機も沖縄・嘉手納、韓国・群山基地から発進し、東中国海に向かった。南シナ海・インド洋・ハワイに配備されていた米国空母3隻も進路を東中国海に向けた。グアムからはステルス機が離陸した。
危機は中国が2013年11月、中国防空識別圏(CADIZ)を一方的に宣言して始まった。これを無視した米空軍はB-52爆撃機の尖閣哨戒飛行を継続した。飛行回数も増やし、時々さらに深くへと入った。中国戦闘機が追跡し、双方が数百メートルまで接近したが、そこまでだった。中国は「張り子の虎」という嘲弄を受けた。人民解放軍と中国人の感情は敏感になっていた。