韓日関係、このままではいけない…「朴大統領は父の決断を継承すべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.02 18:01
「過去の問題も事案別に分けて、戦略的な国益の観点で冷静に対応しなければいけない。例えば、慰安婦問題は韓国が日本に勝つゲームだ。しかし徴用者問題は違う。徴用者はすでに解決されたという政府の2005年の立場と徴用者の賠償権を認めた2012年5月の最高裁判決でお互い相反する部分が両立するよう、政府が妙案を積極的に探さなければいけない」。
韓日国交正常化研究で日本の東京大で博士学位を取得した李元徳(イ・ウォンドク)国民大国際学部教授(51)。今年3月から1年間の日程で、東京大東洋文化研究所で訪問研究員として活動している。最近一時帰国した李教授に中央日報が会い、悪化した韓日関係の実状、日本国内の雰囲気、望ましい解決方法などについて尋ねた。
離於島(イオド)が日本の防空識別圏(JADIZ)に含まれていることに関し、日本が交渉を拒否し続けてきたことについて、李教授はメールで行った追加のインタビューで、「その間、離於島は潜在的に中国との葛藤事案であり、離於島と日本の防空識別圏の問題は敏感な争点がならなかった。問題が膨らんだ以上、再調整が急がれる」と答えた。