モンゴル大統領に会った北朝鮮指導部、脱北北方ルート遮断要請か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.31 09:39
韓国政府は、北朝鮮訪問中のモンゴルのツァヒアギーン・エルベグドルジ大統領と北朝鮮指導部が、主な脱北ルートである「モンゴルルート」の閉鎖に関して議論したと把握している。
政府当局者は30日、「北朝鮮がエルベグドルジ大統領の北朝鮮訪問の間に、脱北者問題に関連してモンゴルの協力を要請した可能性が大きいと見ている」と話した。これに先立ち北朝鮮は、崔富日(チェ・ブイル)人民保安部長の8月のモンゴル訪問以降、「両国の保安機関の間の交流と協力を一層発展させることや相互関心事について意見を交換した」として両国協力を強調していた。人民保安部は韓国の警察に該当する部署で、「韓国の脱北者を除去する」という特別談話を発表するなど脱北者問題に敏感に反応してきたところだ。