脱北・越北4回の前歴…韓国軍機密流出の可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.05 11:44
3日夜、漁船に乗って越北した脱北者(28)が延坪島(ヨンピョンド)に入ってきたのは1週間前の3月21日。延坪島は西海(ソヘ、黄海)北方境界線(NLL)に隣接していて軍事的・戦略的に重要なところだ。しかし脱北者がワタリガニ漁船で仕事をするために延坪島に入るまで彼を止めた人は誰もいなかった。
統一部関係者は4日「ハナ院(脱北者適応施設)を出た後、住民登録証をもらえば大韓民国国民として居住移転の自由を享受するので、脱北者がどこへ行っても法的に問題にならない」と話した。ただし「移動時に申告をしなければならなかったが、これを破ったようだ」として「数多くの脱北者の動線を全て把握することは難しい」と付け加えた。