「偽善国が世界を動かす時代は終わり」…債権国・中国の挑戦状(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.15 11:29
それでも米国の財政危機を眺める中国政府には余裕がある。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は「米国の負債限度増額をめぐる論争が膨らんだ7月にも中国は569億ドル分の米国債を追加で購入した」と伝えた。「米国がデフォルトするはずがない」と見なし、米国債を有利な条件で購入する機会にしたということだ。
中国は米政府のシャットダウンとデフォルト懸念を自国経済のパワーを誇示する機会としている。また世界の基軸通貨である米ドルのぜい弱性を問題視し、人民元の国際化の名分として活用する意図も見える。