「金融緩和はない」…中国人民銀行発ブラックマンデー(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.25 09:19
米国の量的緩和縮小で冷え込んだ韓国の金融市場を中国発の悪材料が襲った。成長鈍化に信用収縮(クレジットクランチ)懸念まで深まり、中国の上海株式市場は5%以上も下落した。この影響でKOSPI(韓国総合株価指数)は1800を割った。中国の緊縮で銀行の流動性が悪化する場合、中国企業の実績と実物経済が低迷し、韓国経済にも打撃を与えるという懸念が強まっている。
◆中国短期資金市場はまひ状態
24日の中国株式市場の暴落は、信用収縮と景気不振という2つの悪材料で投資心理が冷え込んだ結果だ。最近の中国では、中央銀行の人民銀行が緊縮基調を維持し、「10年ぶりの信用収縮」という言葉が出ている。人民銀行がグローバル金融危機後に過度に供給した資金を回収する過程で資金不足が深刻になり、短期資金市場はほとんどまひ状態となった。