サムスングループに続き、現代自動車グループの下半期大卒公開採用（公採）にも１０万人を超える志願者が集まった。現代車のある関係者は６日「今年下半期の公採志願者数を調査した結果、１０万人を少し上回ったと暫定集計された」として「志願者があまりに多く集まったのが負担になるので公式発表はしない予定」と話した。

現代車と起亜車を含む現代車グループの５系列会社は書類審査を通過した１万人程度の志願者を対象にこの日、適性検査（ＨＭＡＴ）を行った。現代車グループはＨＭＡＴによって合格人員の４倍程度である５０００人ほどを選抜する予定で、最終的には１２００人程度を選ぶ。これに先立ち先月末終了したサムスングループの下半期の公採にも約１０万３０００人が支援した。

これに関連してサムスンは、公採にかかる社会的費用があまりに大きいという判断を下して近く採用方式を変更することにした。その一方、現代車グループはまだ公開採用形式の変更は考慮していない。現代車の関係者は「人材を直接探すなど現在行っている採用方式をより強化するだろうが、公開採用方式を根本的に変える計画はない」と話した。企業関係者は「安定した企業を好む就職活動の学生の立場では当分サムスン・現代車への入社志願者の偏り現象は続くだろう」と話した。