現代車「円安ショック」…昨年第4四半期の営業利益が11.7%減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.25 09:17
現代自動車が昨年、史上最大の実績を上げた。だが昨年第4四半期以来、営業利益が明確に減少傾向を見せている。グローバル景気低迷で市場条件が良くないうえに、「円安」とウォン高の勢いなど、為替レートの悪材料によって速いスピードで価格競争力を失っているからだ。
現代自動車は24日、ソウル・良才洞(ヤンジェドン)本社で経営実績発表会を開き「昨年1年間に全世界市場で441万357台を販売し、84兆4697億ウォン(約7兆1460億円)の売り上げを上げた」と明らかにした。昨年の営業利益は8兆4369億ウォン、同期純利益は9兆563億ウォンをそれぞれ記録した。
現代車関係者はしかし「昨年の第4四半期に22兆7910億ウォンの売り上げと1兆8319億ウォンの営業利益(営業利益率8.1%)を上げた」として「2011年第4四半期と比較した場合、売上額は10.7%増えたが、営業利益は11.7減った」と説明した。相対的に実績が良くなかった昨年第3四半期と比較しても売り上げは15.6%ほど増えたが、営業利益は7.3%減ったのだ。現代車イ・ウォンヒ財経本部長は「第4四半期の営業利益減少の原因はウォン高の強勢など為替レート変動要因が最も大きい」と付け加えた。