“価格vsステルス”…韓国空軍の次世代戦闘機、運命の火曜日(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.18 11:07
韓国空軍の次世代戦闘機(F-X)の運命が24日に決定される。8兆3000億ウォン(約7603億円)をかけて戦闘機60機を新しく購入する大規模な国策事業だ。ペク・ユンヒョン防衛事業庁報道官は17日「金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官が主管する防衛事業推進委員会(防推委)を24日に開くことにした」として「この席でF-X機種を決めたり事業を延期したりする法案を確定する予定」と明らかにした。
◆「2兆ウォン追加投入すればステルス機」
7月から実施した入札で唯一予算範囲内に入ってきて事実上の単独候補になった機種は、ボーイングのF-15SE(サイレントイーグル)。昨年1月に防衛事業庁が事業計画を発表した後、F-15SE(ボーイング)、F35A(ロッキードマーチン、以上米国)、ユーロファイタータイフーン(欧州航空防衛宇宙産業・EADS)など3機種を対象に性能、価格、戦闘機導入代価で韓国に提供するための折衝交易などをめぐって評価を進めてきた。色々な要素を評価した結果、F-15SEが最終勝者として固まる雰囲気だ。しかし最終決定を前にステルスの機能が終盤の変数として登場した。ステルスは胴体材質、特殊ペイントなどを使ってレーダー波の反射を最小化し探知される可能性を減らす技術だ。F-15SEは部分的(飛行機前側面)にステルス機能を備えている。