韓国F-X機種選定控え米・ヨーロッパが終盤で「おまけ競争」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.24 10:21
韓国初の最大武器導入事業である次世代戦闘機(F-X)機種選定を控え、企業間で水面下の競争が熱く展開している。F-X事業に飛び込んだところは米国のボーイング(F-15SE)とロッキードマーティン(F-35)、ヨーロッパ航空防衛宇宙産業(EADS・ユーロファイタータイフーン)等で、現在の防衛事業庁と終盤の交渉を行っている。
この中でEADS側が最も積極的だ。EADSは23日、報道資料を通じて「ユーロファイターが韓国に導入された場合、国内航空産業に2兆ウォン規模を投資する計画」としながら「韓国がF-X事業と韓国型戦闘機(KF-X)事業を通じて戦闘機生産国に上れるようパートナーになるという意」と明らかにした。これらは先立って韓国軍が導入する予定の60機の航空機のうち53機を韓国内で生産すると明らかにした状態だ。もちろんF-X事業にユーロファイターが選ばれなければならないという前提がついている。