【社説】F-X事業、問題が招く決定は避けるべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.22 14:58
最終機種決定を翌月に控えた3次次世代戦闘機(F-X)導入事業をめぐり論争が起きている。総額8兆3000億ウォン(約7300億円)に決まった予算の範囲で選択できる飛行機は、米ボーイング社のF-15SEだけとなったからだ。競争機種の米ロッキード・マーティン社のF-35Aや欧州航空防衛宇宙会社(EADS)のユーロファイターは予算範囲を超過したため、最終選定対象から事実上排除された状態だという。にもかかわらず論争が続いているのは、ステルス能力などF-15SEの性能に対する疑問のためだ。
F-X事業に応募した戦闘機のうち、ステルス性能が最も優れた機種はF-35A。当初からステルス性能の最大化を目標に開発された。これに比べて他の機種はステルス性能がほとんどないか、相対的に落ちる。結局、お金さえあればF-35Aを買いたいが、お金が足りないということだ。